2021年12月9日、12月16日の乳がん検診啓発番組「ピンクリボン in SAPPORO」は・・・
●12月9日
公益財団法人日本対がん協会よりがんサバイバークラブ運営委員会の濱島明美さんにお電話でご出演いただきました。がんサバイバー・クラブは、サバイバーが中心となり「治りたい」「普通の生活がしたい」「支えたい」をテーマに、SNSや患者会、イベント、がん関連ニュースやサバイバーストーリーなどの情報発信を行っています。
濱島さんは29歳の時に乳がんを罹患したことをきっかけに、その後、全国で展開されるキャンサーネットジャパンの活動に参加し、がんの啓発イベントなどを実施していました。そして2019年に現在の日本対がん協会でお仕事をするようになりました。最近はオンラインの活動が多いですがコロナ収束後にはリレーフォーライフを全国で開催する予定です。また3月は大腸がんのブルーリボン月間として東京都庁がブルーにライトアップされます。
濱島さんからは「がんサバイバークラブのサイトでは、がんに罹って悩んでいる方が情報を得て悩みが解消できるような情報を発信しています。ご覧になった方が正しくがんの情報を知って、その人らしい生活を送れるように寄り添っていきたいです」とお話をいただきました。
≪がんサバイバー・クラブのページ≫
●12月16日
北海道テリーフォックスラン実行委員会の事務局長で北海道カナダ協会の金子邦之さんにご出演いただきました。テリーフォックスは1982年に骨肉腫を患い22歳で亡くなったカナダの青年で、右足を失いながら毎日フルマラソンを走り続け、がん研究費を募ったカナダの英雄です。
この意志を引き継いだチャリティーランイベントは世界各国で開催され、北海道は2014年からテリーフォックスラン札幌として開催しています。当初80名だった参加者は現在600名以上。2021年はオンライン開催でしたが、札幌は豊平川を会場に、歩く、散歩する、自転車、スケートボード、ダンスなど様々な形で参加でき、SNSの写真アップを楽しみながらゴールを目指しました。参加者からの寄付金はテリーフォックス財団を通じて世界の最新がんの研究施設に寄与され、多くの治療治験に役立っています。
金子さんからは「北海道とカナダはが25市町村が姉妹都市提携しています。カナダとゆかりが深いこの北海道でテリーの思いを共有することが大切なのだと思います。募金、記念Tシャツ等の販売はいつでも受け付けていますので、がん研究に役立つご協力を是非お願いします」とお話をいただきました。
≪テリーフォックスランin札幌のページ≫
https://terryfoxrunsapporo.jpn.org/
乳がん啓発番組≪ピンクリボンin SAPPORO≫
放送日時:毎週木曜日11:00~11:20
出演:堺なおこ
提供:サミットインターナショナル